タトゥーの彫師選びに失敗しない!良い彫師を選ぶ際のポイントとは?
「タトゥーを入れたい」と思っても、デザインは決まっているけれど、タトゥーを入れてもらう彫師が決まっていないと言う人は多いです。タトゥーを入れるのに失敗しない為にも、良い彫師を選ぶポイントを押さえて、満足のいくタトゥーを入れる事が出来るようにしましょう。
タトゥーの彫師選びで失敗する事とは?
タトゥー料金の安さや、スタジオの近さ等で選んでしまった
タトゥーを入れたいと考え、いざタトゥースタジオを探した際に、タトゥー料金の安さや場所が近いからと安易に考えてしまった結果、良い彫師に出会えず失敗したパターンです。タトゥー料金があまりにも安く設定されているスタジオは、お店に来店してくれたお客さんの事を大事に思ってくれていない場合もあります。安さで回転率だけが早いだけで、彫師の技術が未熟な事も大いにあります。また、自宅からタトゥースタジオに通う近さから手軽なスタジオを選んだ事で、十分に仕上がりに納得のいく彫師に彫ってもらう事が出来なかったと言うケースもあります。
タトゥーを彫る経験が少ない彫師にいれられてしまった
タトゥーを体に入れるとなった場合、一生そのデザインは体に残ります。タトゥーを彫る経験が少ない彫師に彫ってもらった事で、クオリティーの低い完成度のデザインに仕上がってしまったと言うパターンです。特に、初心者でタトゥーを入れる場合、タトゥーの事を何も知らないで、タトゥースタジオや彫師を決めてしまう事も少なくありません。その結果、自分がイメージしていたデザインに仕上がらなかったり、自分が見本として見せた写真や画像と大いにかけ離れた仕上がりになってしまったり、クオリティーの低いタトゥーになる場合もあります。
タトゥーの良い彫師を選ぶ際のポイントとは?
彫師が得意としているデザインを知る
始めに、タトゥーを入れたいと思った際に、自分はどのようなデザインを体に入れたいのかイメージ出来ているでしょうか。また、同じタトゥーデザインだとしても、彫師によってタトゥーの仕上がりも変わってきます。このように、タトゥーと言うのは彫師が手作業で体に彫っていくものなので、同じタトゥーはふたつと無く自分だけの作品になります。ひとつとして同じものには仕上がらないからこそ、良い彫師さんを選ぶ時には、その彫師さんのタトゥーの作品を見て、選ぶ事がポイントです。
この彫師さんは、どんなテイストのタトゥーを彫っていて、どんなデザインのものを得意としているのか、しっかり自分がイメージしているものを彫ってくれるアーティストさんであるかを見極める事が大切になります。また、彫師さんの作品を見て自分の好みであった場合、その人にタトゥーを入れてもらうのも、彫師選びに失敗しないポイントです。
彫師の作品とスタジオ料金を考慮する
タトゥーの料金は、各タトゥースタジオによってその価格は異なります。自分が彫師にデザインを依頼して彫ってもらう場合には、デザインの大きさが小さくても料金が高い場合もあります。しかし、タトゥーを入れる際に考慮して欲しい事は、料金の安さだけで選ばないと言う事です。特に、タトゥー初心者さんの場合は、料金の安さだけでタトゥースタジオを決めてしまい、どれ程の技術か分からない彫師にタトゥーを入れてもらう事も少なくありません。ですが、タトゥーと言うのは体に残る一生もののアートです。スタジオ料金でリーズナブルな方を比べるよりも、タトゥー料金としては少し割高でも「この彫師にタトゥーを入れてもらいたい」と思える人に依頼する方が満足のいく仕上がりになります。
タトゥーのカウンセリングでしっかりイメージを伝える
実際に、タトゥーを入れる事になった場合、彫師とのカウンセリングで自分が入れて欲しいタトゥーデザインについて相談します。基本的に、どこのタトゥースタジオも、カウンセリングをした後に、タトゥーの下絵準備が行われ、実際の体にタトゥーを彫ると言った流れになります。また、タトゥースタジオの中には、彫師の作品集の中から好みのデザインを選んで、その日に施術が行われる所もあります。
なので、特にタトゥー初心者さんの場合であれば、事前に気になるスタジオや彫師に、タトゥーに関する不明な点や、自分が入れたいタトゥーデザインのイメージ、料金、施術・施術後の事等について聞いておく事がお勧めです。
スタジオが清潔である事
良い彫師を選ぶポイントは、何もデザインや料金だけではありません。そのスタジオがしっかり衛生的に清潔に整えられているかと言う所も大事なポイントになります。タトゥーと言うのは、人の体の皮膚にニードルと言われる針を刺しながら、インクを皮膚に流してデザインを描いていきます。なので、タトゥーの施術では出血もするので、施術に使用されるニードルをはじめとする、全てのものに関して清潔である事が大事になります。衛生面においてしっかり管理がなされていない場合は、その彫師も信用出来ない要因に繋がります。しっかり衛生管理がなされているスタジオでは、ニードルの殺菌に医療機関で使用されている薬品が使われており、安全に施術を行う環境が整っていると言えます。なので、施術を検討している際には、スタジオ内の衛生面の確認も重要です。
自分と相性の良い彫師を選ぶ事
良い彫師であるかどうかと言うのは、自分と彫師の相性とも言い換える事が出来ます。自分がタトゥーを依頼する彫師の雰囲気やフィーリングの良さも彫師を選ぶ上では大切です。一見、彫師は外見だけで見ればイカツイ感じに見えるので、緊張してしまう方もいます。しかし、自分の不明な点、タトゥーデザインの要望、彫師からのアドバイス等、依頼者と一緒に作っていこうとしてくれる事も大切です。なので、依頼者側も自分の要望をしっかり伝えられるような彫師を選ぶ事が大事なポイントにもなってきます。なので、自分としっくりくる彫師に施術してもらう事で、仕上がりも納得のいくデザインに完成する事が出来ます。
良い彫師のタトゥー技術を見る目を養うには?
タトゥーのラインが綺麗に美しく描かれているか
基本的にタトゥーと言うのは、タトゥーマシンを振動させながら体にデザインとなるラインを描いていきます。なので、技術の無い彫師の場合、タトゥーで描かれているラインに迷いが見受けられたり、真っ直ぐラインが描かれる事が無く乱れていたりします。また、ラインの太さに関しても、太さがまだらで均一性が見られないタトゥーを描く彫師は、タトゥーの技術が高いとは言えず、まだ彫師としての経験値が浅い事が分かります。なので、スタジオや彫師の作品集を見た際には、タトゥーのラインに注目して見る事がポイントです。
タトゥーで繊細なデザインが描けているか
タトゥーを入れる際には、もちろんタトゥーを描くラインも大切ですが、他にもタトゥー技術は色々あります。例えば、タトゥーを入れる際に行われるカラーインクを入れる技術や、デザインの陰になる部分を色の濃淡でグラデーションに仕上げてデザインを立体的に見せる技術のシェーディング等が挙げられます。なので、同様のデザインを腕のある彫師に依頼するのとそうで無い場合には、完成度にかなり大きな差が出てきます。なので、繊細な表現にまで長けている彫師をしっかり作品集を見て、見極める事が大切です。
彫師のデザインに個性を感じるか
タトゥーを綺麗に入れる技術があって、それにそって忠実に描く事ももちろん大事な事ですが、同じ彫師ならばオリジナルの自分のデザインを描いている彫師の方が、個性的なデザインを表現してくれます。現に、全く同じデザインを個性の異なる彫師に描いてもらうと、その描かれたデザインに彫師の個性が反映されているのが良く分かります。自分好みのテイストで描くアーティストもいれば、そうで無いアーティストを知るきっかけにもなります。なので、色々な彫師のオリジナルデザインを見て技術と一緒に個性も見てみる事がお勧めです。